ゴキ腐リって何だろう? |
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ゴキ腐リについて学ぼう |
●“ゴキ腐リ”とは?
ゴキ腐リとは、腐女子(腐男子)と萌えオタの悪いところを合わせた、空気の読めないオタクの事です。
既存の一般的な少年誌の男キャラや現実の男同士をBL化させ、BLとは関係のない場所でその話題を持ち出したり周りに構わず腐声(例:夫婦、ホモwww、A×B最高! 等)をあげたり、男性(現実・キャラクター問わず)相手に周りの迷惑を顧みずに構わず萌え奇声(例:きゃあああああああ!、かわいいいいい! 等)をあげたりする人達です。
腐女子の場合、それを同好の者以外に周知されないよう隠し通しますが、ゴキ腐リの場合はその趣味や性癖を他人に強要して認めたがらせる習性がある為、隠すどころか進んでアピールをしたり、「何が悪い!」と迷惑を掛けている事を棚に上げて逆切れをしたりします。
また、男の一挙一動に空気を読まない奇声をあげたり、自分の妄想を語りだしたりするなどの自重のできない重度の萌えオタの面も持っています。
上記のような行為を注意されたりすると、「キモオタ(ゴキ腐リの言うところの男萌えオタ。詳細は後述)だって!」「百合(GL)はいいのか!」「そういうお前も○○見て必死な時点でどっちもどっちだがな」などと、本来の問題とは別の事や関係のない比較対象を持ち出し、相手を百合厨、キモオタなどと決めつける事で、相対的に自分達ゴキ腐リの迷惑行為を希薄化させようとしたりする事が多く見られるのも特徴です。
こういったゴキ腐リをはじめとした悪意なく迷惑を掛ける人間をひっくるめて「無自覚な荒らし」と呼ぶ場合もあります。
腐女子、萌えオタにとっても頭痛の種で、 百害あって一利なしの存在です。
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ゴキ腐リと腐女子の違い |
●“腐女子”との違いは?
大きな違いは、腐女子は「仲間以外に腐女子と感知させない」という人で、ゴキ腐リは「仲間以外にも自ら腐趣味や萌え趣味を見せびらかして自重しない」という人です。
前述の通り、腐女子は自分と同じ趣味の人間や、快く受け入れてくれる人(※嫌々認めてる人、何も言わない人ではない)以外には姿を見せないし、正体を明かしません。
その為、基本的に同じ趣味の人間が寄り集まったサークル内でのみ活動し、そこを離れると一般人と同化して話題にも出しません。マナーと秩序を守り、一般社会に迷惑を掛けないように心がけます。
ゴキ腐リは、腐趣味や萌え趣味を露見する事に何ら自制心もなく、むしろ積極的にアピールをする事さえあります。仲間と一緒にいれば公衆の場でも平然とBL談義や萌えトークに華を咲かせ、興奮する対象が視界に入れば大声で奇声を挙げたり、自重するという事、マナーを守るという事を知りません。
当然、一般社会や周囲の人間がどんな被害や迷惑を被ろうと、そんな事を気にも留めませんし、咎められると逆ギレをする事も日常茶飯事です。
この2タイプの姿勢は、「マナーを守る愛煙家」と「平然とタバコをふかしポイ捨てする人」の構図に似ていて、タバコの副流煙を極力抑えて喫煙所のみでタバコを吸い、後始末もきちんとする愛煙家がいる一方で、禁煙区域や車内で平然とタバコを吸ったり、歩き煙草やポイ捨てをするマナーの悪い常識のない人もいます。
いくらマナーのいい愛煙家がいても、後者のような常識知らずの方が目立ちます。そう、ゴキ腐リというのは自分さえ良ければ人に迷惑を掛けても平気な人間という事なのです。
ごみのポイ捨てをする人、禁煙区域でタバコを吸う人、本屋で平積みの本の上に座って座り読みする人、健常者なのに障害者用駐車スペースに平然と駐車する人、シルバーシートで大股開いて陣取る人、病院の待合や電車内で大声で電話する人・・・こういう人達と同じ人種です。
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ゴキ腐リとキモオタは違うのか? |
●結論から言うと、ゴキ腐リはキモオタの一種です
正確に言うと、キモオタ(キモいオタク)の一種に腐女子があり、その最下層に位置するのがゴキ腐リです。
ゴキ腐リがよく注意されると言い出す「キモオタも〜」は、ゴキ腐リの間では「男のオタク(特に萌え系?)」を意味するようですが、実際にはキモオタとは文字通り「キモいオタク」のことで、一般的に見て敬遠するような異常な物を好む、傍から見ていて気持ちの悪いオタクの事を指します。(まともな趣味でも見た目が気持ち悪いとキモオタと見做される場合もあります)
腐女子はいわゆるBL好きですが、BLとは主に「美少年同士の恋愛をテーマとした娯楽作品」と呼ばれていますが、実質的には『男性の形状を模した“何か”を当人達以外の人間が妄想の中で恋愛・性行に結び付けて楽しみ喜び興奮する嗜好』(後述参照)※という、一般的に見れば異常な嗜好であり、そういうものを好むというキモオタとなります。
(分類学的に言うなら『オタク類キモオタ目BL科ゴキ腐リ属』)
「腐女子」はこの嗜好が異常であると分かっている為、仲間内でだけ楽しむようにしていますが、ゴキ腐リは自重することをせず、所構わずにBL趣味をひけらかします。
宛ら、ヌーディストビーチから全裸で住宅街に飛び出してきた、ただの露出狂です。
※2013年12月までの記述は「異性愛者の男同士を当人達以外の人間が妄想の中で同性同士の恋愛に結び付けて楽しみ喜び興奮する嗜好」というものでしたが、異性愛者の男同士を同性愛に結び付けた場合には限られないという事から、より適切な表現に変更。
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BLは本当に同性愛か? |
●BLを嫌う事は同性愛批判になるのか?
BLは「同性愛」を基にした恋愛作品という事で、BLを嫌がる事で「同性愛を批判している性差別」と言われた事はないでしょうか?
しかし、実際には同性愛には嫌悪感はないが、BLは不快と感じている方々がおられます。さらに、同性愛者の方々からも嫌悪されることもあるようです。
「同性愛者の為の作品」や「同性愛をテーマにした作品」などは問題がなく、BLは問題・・・という事はすなわち「BL=同性愛」ではないという事です。
ではBLで描かれている「男性」とされる物は一体なんなのか?
鉛筆と消しゴムなど無機物などで作ったりと対象が人間どころか生物に留まらない事、生物学的にありえない特徴などから考えると、これらは男性ではなく『男性(もしくは元となる人物)の形状を模した異質なクリーチャー』と考えるのが適切だと言えるのではないでしょうか。
仮にですが、このBLの男性像を『ボゥイズ』という新仮想生物として仮定します。ボゥイズは外見に人間の男性の特徴を持ちながら、生物的には別物、すなわち擬態系生物というクリーチャーポジションになります。
人間に近い人形に対して嫌悪感を覚えるのと同じで、男ではないのに男のふりをするボゥイズに対し、男性は一種の不気味の谷現象のようなものを覚えるのではないでしょうか。
「BLはファンタジー」という言葉があるように、これは男ではなく「人間のオスの形状を模した別の何か」であり、同性愛者やホモフォビア(同性愛嫌悪)を持っていない人が嫌悪するのはその点にあると思われます。腐側とBL嫌い側が衝突しあう原因は、先入観から「男性」という括りで考えているからなのかもしれません。
●ゴキ腐リの名前の由来
“ゴキ腐リ”という名称は、その生態・世間との関連性がゴキブリそっくりだった為に生み出された造語です。作品という食材を食い荒らして汚染し、無自覚で腐コメ・萌えコメを足れ流して仲間を呼び、暴走して他人の動画を荒らしたりする為、この名前がつけられました。
ゴキブリのどんな物でも食べる雑食性は、腐のどんな物でもBL化する性質に酷似しています。
またゴキブリは通常忌み嫌われますが、漢方薬の材料や実験動物としては評価が高く、わざわざ飼育している業者もいます。蛋白源に乏しい地域ではその繁殖率と栄養価から、食材としても使われてきた歴史があります。
これは「腐女子に市場価値を見出して利用しているメーカー」との関連性に似ていて、それを「世間的に腐女子は認められている」「腐女子向けを狙っている」と言うゴキ腐リが多くいますが、それはあくまで業者が便利だから利用しているだけで、ゴキブリに上記の薬効や食用の利用価値があっても「ゴキブリは嫌悪されない」というわけではありません。
更に一部ではペットとして哀願で飼われる事も「極一部の人(同趣味ではない人)からは愛される」という関連性の示唆になっています。また、「彼氏がいる」だとか「腐女子は美人」だと言う人もいますが、それを愛するのは愛好家だけの話で、赤の他人にとってはそんなものは関係ありません。
これらの特徴から、ゴキ腐リという比喩表現が「自重しないで表に出てくるゴキブリ」のイメージと合致して誕生しました。
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